【入門】ファイル拡張子を表示しよう
1.エクスプローラーを開く
まずは、エクスプローラーを開いてください。
2.ファイルを追加する
なにもないところを右クリックしてコンテキストメニューを開き、「新規作成(X) > テキスト ドキュメント」を選択してください。
そうすると「新しいテキスト ドキュメント」というファイルが作られます。
この時点では、拡張子が表示されていないと思います。
続いて、ファイル拡張子を表示する設定を行っていきましょう。
3.拡張子を表示する
エクスプローラーの左上、「表示」と書かれたタブを選択。
すると以下の画像のように表示設定のタブが開きます。
その中の右側にある「ファイル名拡張子」と書かれたチェックボックスを選択します。
そうすると、チェックボックスがONになります。
先程のファイルを確認してください。ファイル名が「新しいテキスト ドキュメント.txt」に変わっているはずです。
これで設定は完了です。
前後を比較
設定前では「新しいテキスト ドキュメント」と書かれていたファイル名が、設定後には「新しいテキスト ドキュメント.txt」に変わっています。
ファイル拡張子を表示すると何が良いのか
ファイル拡張子を表示していると、拡張子を変更することができます。
逆に、非表示にしていると拡張子を変更することができません。
例)「ファイル拡張子をjsonに変更する」といった場合
以下の画像は拡張子を表示していない(「新しいテキスト ドキュメント」と表示されている)状態です。
これのファイル名を変更します。
ファイルを右クリックしてコンテキストメニューを表示し、「名前の変更」を選択してください。
ファイル名の編集状態になります。(ファイルを選択してF2キーを押す方法でも編集状態になります)
ファイル名の末尾に「.json」と付け足し、Enterキーを押します。
ファイル名が変更され、「新しいテキスト ドキュメント.json」と表示されます。
一見、正しく変更できたように見えます。
しかし、実は大変なことが起きています。
先程の「3.拡張子を表示する」で説明した手順で、拡張子を表示してみてください。
そうすると、以下のように表示されるはずです。
「新しいテキスト ドキュメント.json.txt」と表示されたと思います。
そうです。拡張子が表示されていなかったために、「編集したのは、拡張子の手前の部分」という扱いになってしまったのです。
これでは、「ファイル拡張子をjsonに変更する」という目的が達成されていません。
実際にファイル拡張子をjsonに変更するには。
ファイル拡張子を表示した状態で、ファイル名を編集状態にしてください。(ファイルを選択して、F2キーを押してください)
今度は、「新しいテキスト ドキュメント.json.txt」を「新しいテキスト ドキュメント.json」に変更し、Enterキーを押してください。
そうすると、今度は「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。 変更しますか?」というメッセージが表示されます。
今は拡張子を変更することが目的なので「はい(Y)」を押します。
これで拡張子の変更は完了です。
前後を比較
拡張子を変更する前(.txt)と変更した後(.json)を見比べると、アイコンが変わっていることがわかるかと思います。
これは、「OSがどのアプリケーションで開くか」という設定が、拡張子に紐付けられているためです。
今のこのPCでは、「.txt」というファイルを開くアプリケーションは設定されているので、メモ帳のアイコンが表示されています。
対して、「.json」というファイルを開くアプリケーションは設定されていないため、「不明なファイル」として真っ白なファイルアイコンが表示されています。
ファイルを開くアプリケーションが設定されていないということは、ダブルクリックでファイルを開くことができなくなっています。
なので、拡張子を変更する時に「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。」と警告が表示されたのです。
おわりに
ファイル拡張子を表示する方法について説明いたしました。
Windows7の方が設定が面倒で、ちゃんとした説明が必要なのだと思いますが、残念ながら手元にWindows7の環境が無いため詳しく説明することが難しいです。。。
申し訳程度に文章だけで説明を書いておきます。
- エクスプローラーを開く。
- altキーを押す。
- エクスプローラーの左上に「ツール」が表示されるのでそれをクリックし、表示される一覧の中から「フォルダオプション」をクリック。
- フォルダオプションウィンドウの、「表示」タブをクリック。
- 「詳細設定」と書かれた一覧から、「登録された拡張子は表示しない」のチェックボックスを外す。
Windows7は「『表示しない』がデフォルトでON」。 Windows10は「『表示する』がデフォルトでOFF」。 なので、Windows7ではチェックを外す、Windows10ではチェックを付けるとなるので間違えないようにしましょう。