CentOS8のVMをIP固定しようとしたときの話
先日、開発用サーバとしてCentOS8をVMにインストールし、IPを固定しようとしていました。
CentOS7をインストール後、NetworkManager(nmtui)で固定IPをふる方法 - Qiita
↑これと同じことをしようとして、最後のネットワーク再起動のsystemctl restart network.service
で躓いたのです。
[root@SERVER ~]# systemctl restart network.service Failed to restart network.service: Unit network.service not found.
少し調べると以下のサイトに行きつきました。
【RHEL/CentOS8】ネットワークサービスの再起動 - びぼうろぐ
network.service
の変わりにNetworkManager.service
を使うと良いらしく、試したところ無事にサービスの再起動ができました。
[root@SERVER ~]# systemctl restart NetworkManager.service [root@SERVER ~]#
network
とNetworkManager
で何が違うのかと調べてみると以下の通り。
RHEL 7 における Network Initscript と NetworkManager の違い - Red Hat Customer Portal
NetworkManager の使用が増えてきているため、今後のメジャーリリースで Network Initscript が廃止になる可能性があります。したがって、新しい機能または RFE は、RHEL 7 タイムフレームの Network Initscript では対応されません。一方、NetworkManager に対する新しい機能または RFE は対応されます。ただし、不具合およびバグ修正については Network Initscript でも引き続き対応していきます。
今すぐに切り替わるわけではないみたいですが、今後はNetworkManager
が主流になりそうな感じですね。
それと、ip addr show
を初めて知りました。
【 ip 】コマンド(基礎編)――ネットワークデバイスのIPアドレスを表示する:Linux基本コマンドTips(146) - @IT
ifconfig
コマンドやnetstat
コマンドからip
コマンドへ移行していくとのこと。
慣れたコマンドを使いがちでしたが、新しいコマンドを積極的に使って、徐々に覚えていった方がよさそうです。